私たちのストーリー

137ピラーズ・ハウスの略歴

137ピラーズ・ハウスの現オーナーの物語は、タイの首都の喧騒を忘れられる、穏やかなひと時を過ごしたいという想いから始まりました。そこで思い当たったのが、ゆったりとした時間の流れる北部の街、チェンマイでした。

「チェンマイの文化や歴史にずっと魅力を感じていましたが、久しくこの街を訪れていませんでした。」歴史的な建造物の優雅なリノベーションについて、オーナーの家族が語りました。「そこで簡単な荷造りだけして、飛行機に飛び乗りました。最初は23日バンコクから離れるために出かけたのですが、結局はお寺巡りをしたり、チェンマイの美しい建造物を見学したりと、1週間以上滞在する事となりました。」 ”.

最終的に自宅に戻りましたが、家族の記憶にはチェンマイの風景がずっと焼き付いていました。2002年、一家はチェンマイで長期にわたり隠居生活を送ろうと、質素な長屋を探し始めました。

「初日から、ある不動産業者との不思議な巡り合わせがありました。その女性は街中を車で案内しながら、チェンマイに伝わる怪談や昔話で楽しませてくれました。そして、突然車を停めると、一つの区画を指差したのです。私の目は、古い大木の向こうにある黒い木造の家に釘付けになりました。これまで見たこともない見事な家でした。思わず家の方へ向かって歩き出しましたが、その土地に入ろうとすると、業者から止められました。まずは、オーナーの許可を得なければならないとのことでした。それから何か月もの間、他の土地や長屋などを見て回りましたが、とうとう欲しい物件は見つかりませんでした。

137ピラーズ・ホテルズ&リゾートを創立するきっかけとなった家
偶然見つけ、137ピラーズ ホテルズ&リゾーツを創る私たちの旅のきっかけとなった家


「頭の片隅には、あの黒い家がずっとありました。例の不動産業者に頼んで、もう一度連れて行ってもらいました。ところが、その土地を歩きまわると、木々は手に負えないほど生い茂り、自分の小さな別荘を建てるには広すぎるようでした。今にも崩れそうな家からオーナーが出てきたので、私たちは話を伺いました。土地を売りに出してからすでに1年経過していましたが、どうやら見学に来た人達は、大木に隠れた黒い家を不気味に思っているようでした。一方で、私たちはとても魅力を感じていたのですが、タイ王室の邸宅のような建物を買うことについて、王室に対する敬意から躊躇しました。その後、調査を行った結果、この家とボルネオ・トレーディング・カンパニーにまつわる、魅力的な物語が明らかになりました。私たちの家族は、タイの歴史の一幕を世界と共有できると考えたのです。」."

チェンマイの不動産オーナーの格や富は、ランナー様式の邸宅の大きさによって判断されることが多く、特に「サオ」と呼ばれる柱の本数が重要となります。つまり、柱が多ければ多いほど格が高くなります。現地を訪れた多くのジャーナリストも、家の歴史や美しさに感銘を受け、なぜ名前が付けられていないのか、好奇心を掻き立てられました。あるとき、「柱の数が最も多い家」として、記事を掲載したいというオファーがありました。そこで、当時のオーナーであったジャック・ベインが柱の本数を数えたところ、その数は137本でした。ワットゲートの古い地図には、「Baan 137 Sao」という記述もあります。つまり、「137 Pillars House(137本の柱の家)」となります。こうして、この家は「137本の柱の家」として広く知られるようになりました。